「にゅう」を作る
こんにちは、総務部の渡辺です。
稲刈りが終わる頃、我が家では毎年ワラを使って「にゅう」を作っています。
(このワラは来年の野菜畑には欠かせない大事な存在)
にゅう・・本当にこんな呼び名なのか?と調べてみると「にお(稲積)」という
言い方が標準のようです。私の住む地域だと言葉がなまって「にお→にゅう」
になったのでしょうか・・不明。
さて、軽トラで田んぼを3回往復して横手に積み上げて、にゅうの製作です。
ワラを円錐状に積みながら荒縄で周囲を締めていきます。
積み上げては積み上げて・・次第に高くなっていきます。
屋根になる部分にはワラの束の向きを反対にして積み上げます。
屋根を作った後に、てっぺんにのぼって上から体重をかけます。
フワフワのワラを締め固めますが、不安定な高所は少し苦手です・・
努力の甲斐あっか、にゅうの背丈が少し縮んだ感じがしますね。
次に来年の春まで、この乾いたワラの状態で保存できるように周囲にブルーシートを被せます。
最初は新しいシート、次に古いシートを重ねて紫外線によるシートの劣化を防いでいます。
(来年はこの新しいシートが外側になります)
最後はシートの足元には重しとなる石を置いて完了です。
台風が来るとシートが飛んでしまうことも過去にありました。
そうなってしまうと、乾いたワラが湿ってしまい野菜畑に使えない状態に・・。
(でも、カブトムシの幼虫やサナギはいっぱいですが・・)
今回のにゅうは来年までもってくれるのでしょうか・・