畳シリーズ④ 琉球畳ってなに?
茶の間などによく使う琉球畳。
なぜ琉球というのでしょう?
もともとは、沖縄産のイ草で作った畳表を使用している畳を指していましたが、
いまでは その形の特徴から、”半畳サイズの正方形で縁なしの畳” を
指すようになりました。
■江戸時代はマイ畳
江戸時代、長屋に住んでいた八つぁんや熊さんは
引越しのたびに畳を持ち歩いていたそうです。ご存知でしたか?
畳は大家さんのものではなく、自分で持ち込んだもの。
つまり、マイ畳だったのです。
引越しになると持って行きます。自分のものですから、こまめに畳を干して、痛むのを防ぎ、
表がやけたら裏返しして大事に使ったものでした。